江別市セラミック―アートセンター(江別市西野幌114-5)の陶芸教室「やきものを始めよう!」の全7回コースの7回目は最終日です。
今回の7回目は「釉薬をかける」です。前回作品が完成して少し時間が開いたのですが、その間に先生方が「素焼」を実施してくれてます。
何度やってもセンスの無い私は「釉薬」が苦手ですが、ここで失敗は出来ません。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!
今回の教室で作成した「丼ぶり」ですが、素焼を行うことで軽くなり形もイメージ通りなんですが・・・
ちょっと2個目の丼ぶりは成功した手ごたえあったのですが、素焼の結果が予想以上に縮んだかもね。(-_-;)
悔しいですね。素焼、本焼で縮んで欲しい時は縮まないで、さほど縮まないと思ったら縮むあたりが難しいね。(;´д`)トホホ
まあ、再度「丼ぶり」を作るために陶芸教室へ来る機会ができたと考えましょう。夏のコースは日程が合いませんから1年後のリベンジです。
って考えてますが、まだ、本焼前で次回を考えるの早すぎました。しかし、この時点で「素焼」作業のテンションが下がったのは事実です。
「釉薬」作業の準備にまずは、表面のバリ(ガサガサ)をカッターで軽く取るのですが、特に気になるガザガサ無いので高台の周りを少しカッターかけて次の工程です。(#^^#)
固く絞ったタオルで表面のホコリを取ります。
しっかりとホコリを落とさないと釉が剥がれる原因になるそうです。
ところで「丼ぶり」と合わせて、今回の期待作品の大きい皿ですが底の両面(内も外も)黒く炭?状になってます。
これって素焼の焼き跡でススだとすると、よく落とさないとまずくない?
でも・・・タオルで拭いても落ちませんね。
先生に聞くと、素焼は器を重ねて焼くので、器が重なった部分が黒くなったそうです。これは炭が付いてるんじゃないので拭いても落ちないし本焼で消えるそうです。(#^^#)
次の工程は、器の底に撥水剤を塗ります。
高台の無い皿や高台の低い器などの底に撥水剤を塗ります。
本焼の際に棚に器を置いて焼くのですが、釉薬が棚に付くと棚板が駄目になるので棚板と接する麺に釉薬が付かないように撥水剤を塗るそうです。これで塗った箇所は釉薬を弾くんです。
高台のある器はサインの箇所に撥水剤を塗ります。そうしないとサインが釉薬で消えちゃうんですね。
さあ、次はいよいよ釉薬をかけるのですが、まずは、釉薬を混ぜます。
釉薬を時間の経過で底に成分が溜まるので、まずは、大型の電動泡だて器?で混ぜます。(#^^#)
これって私も3色(缶)程混ぜましたが、結構な回転する力があり難しいです。・・・w( ̄o ̄)w オオー!
失敗したて周りに飛び散ったら大変と思うので緊張します。でも面白いね。(#^^#)
各色で比重が違うのですが混ぜ終わったら比重計で計測し駄目なら先生の水で調整してもらいます。我々が下手に調整するとどんどん変になりますからね。
まぜまぜ体験も終わった頃には撥水剤も乾いた時間ですから、私も器に釉薬をかけましょう。
何か毎回のように、どんな感じで色を付けるか迷うのですが、色見本を見て今回は単色にすることにしました。(#^^#)
1、2、3の3カウント器を釉薬に漬けるだけです。
単色なので短時間で乾きます。しばらく置いて表面が乾いたら高台の底の釉薬をスポンジで拭き取ります。
皿の底には撥水剤を塗ってますが、釉薬が汚れのように付いてるので、こちらも底を綺麗に拭き取ります。
これで完成です。と、言いたいのですが・・・
( ̄▽ ̄;)!!期待の大きい皿を失敗しました。
釉薬を漬ける時には再度、ひしゃくで釉薬を混ぜてから使うのですが、皿が大き目なので漬けにくかったのです。
ひしゃくが邪魔だと思いながら漬けたら・・・
何と皿が側面かひしゃくに付いた釉薬に触れてようです。
即効で先生にヘルプです。(>_<)
とりあえず触らないようにして乾かして・・・
さすがに釉薬の塊は乾かないのでドライヤー使います・
カッターで余分な釉薬を削ぐのですが、さすがに厚い箇所は釉薬が剥がれました。
そこは筆で釉薬を漬け直すのですが、一度、釉薬が付いた器は乾燥に時間がかかります。
何か修正箇所は・・・いい感じで成功した様子で乾燥まで時間を要するので、後は先生が確認してくれると言うので甘えてお願いして帰る事にしました。先生よろしくお願いします。m(__)m
やっぱり、やる気の無さが、このような失敗に繋がるんですね。
これで全7回の教室は全て終わり、先生方が「本焼」してくれた作品は3月24日~作品展示、そして3月31日から引き渡しになるそうです。
以上、陶芸教室「やきものを始めよう!」の7回目でした。(o・・o)/