マイクロエースの車両の連結器が、各社共通仕様のアーノルドカプラーなので、車両と車両の連結部分の隙間が広いんです。
そんな広目の隙間は以前から気になってたのですが、なかなか手を付ける機会がなくて無視してたのですが、固定レイアウトの構築も見えない部分の作業が多くなってきたので、気分転換にと思いまして、カプラー(連結器)でも交換しようと思い立ったのです。(^┰^;)ゞ
TOMIXのキハ40系ディーゼルカー(JR北海道色)と比べてみると・・・
最初のマイクロエースの711系と比較すると、隙間の違いが一目瞭然です。TOMIXは「密自連形TNカプラーSP」ですが、ピッタリと連結されて、車両と車両の隙間も小さいです。こんな感じにしたいのです。
そんな分けで、どうでもいいような気になる点も忘れている間は問題ないのですが、突然ですが、私の性格としては気になり出すと放置できなくなったのです。・"(>0<)"・
とりあえず、手持ちのマイクロエース711系と789系(商品名:快速エアポート「スーパーカムイ」)のオプションをネットで確認すると、共にマイクロカプラー・密連(F0001)だったので、購入しました。
711系に4個、789系に8個の合計12個使うので、マイクロカプラー・密連は1セット6個入りなので2セット購入したのですが・・・
とりあえず2個必要と思ってもAmazonには在庫が1個しかなく、マーケットプレイスは送料がかかるので、こんなのに送料払ってまで買う気しないと半分諦めたら、意外とヨドバシカメラの通販でも買えました。って感じで、こんなのも購入しようとすると意外と苦労するのです。(-_-;)
まずは711系のカプラーを交換してみます。
車両のボディから床板(座席部分)を取り外して、台車を外したら購入したマイクロカプラーを床板に取り付けます。
床板には、マイクロカプラーを取り付ける溝が付いてました。
ここで迷ったといいますか、台車にアーノルドカプラーが付いているので、アーノルドカプラーを外して、台車をネジで床板に取り付けようと思うのですが・・・
アーノルドカプラーの取り付け部分(カプラーポケット)が、取り付けたマイクロカプラーと接触するのです。しばし悩みまして、これって台車を前後逆に取り付ければいいんだと閃いたのです。
先入観とは恐ろしいもので、実は台車からマイクロカプラーを取り外したのですが、問題となっているカプラーポケットが台車から外れる事を気が付かなかったのです。そんな事とも知らず、ナイスアイデアと思っている私ですが、オプションのカプラーを取り付けるのですから、普通に考えれば台車が邪魔になるはずがありませんよね。
勘違いに気が付かないまま作業は進みます・・・
標準のアーノルドカプラーの車両と、交換したマイクロカプラーの車両の連結部分を比較してみます。
写真を見る限り(右側が交換した方)は、この時点で、めちゃくちゃカプラーが小さく車両側に近くなったように感じたのですが・・・後で先程の喜びは何だったのかと思うのです・・・w( ̄o ̄)w オオー!
こりゃイメージ通りと思いながら他の車両のカプラーも交換します。
動力車にもマイクロカプラーを取り付けたのですが・・・
台車のカプラーポケットが接触します。
こちら台車は動力車両なので、先程の様に台車の前後を逆にする事もできません。先程の台車は後でカプラーポケットが外せると判明するのですが、この台車に関しては、現時点でも正しい方法が分かりません。
ネット検索してみてもヒントらしきものは見つからないのですが、なんかマイクロカプラー・密連は、思ったほどに車両の間が密接にならないような記述が目に入りました。さっきの比較した写真だといい感じなんですけどね?
まあ、気になる内容でありますが、とりあえずマイクロカプラーと台車のカプラーポケットの接触をどうにかせねば・・・
結局、良い方法が見つからなく、台車のカプラーポケット部分を強制的に削り落とす事にしました。まあ、標準のアーノルドカプラーに戻す事はありませんからね。
どうでしょうか?
微妙に接触している感じしますが、走行には支障無いようです。これ以上削って失敗しても後悔するので、この辺りで妥協する事にします。
とりあえず台車は後でマイクロカプラーに交換完了したので連結してみると・・・
あれ?確かに何か微妙です。(メ・ん・)?
車両の間隔が近づいたような、こりゃ期待ハズレです。こんなはずじゃないのですが・・・
上記写真、上からTOMIXのキハ40、真ん中がマイクロエースのカプラー交換した711系で、下がカプラー交換前の789系です。
このように比較すると、若干ですが交換前の789系よりは車両と車両が近づいた感じですが・・・
密連っていうくらいですから当然期待しますが、これじゃマイクロカプラー・密連に交換してもイマイチといわれますね。
それでも交換する事で、若干ですが車両の隙間が近くなりますし、連結が外れにくくなるかと期待して、次に789系のカプラーを交換する事にします。
車両のボディから床板(座席部分)を取り外して、台車を外したら購入したマイクロカプラーを床板に取り付けます。
台車からアーノルドカプラーを外そうとした時です。えっ!カプラーポケットが台車から外れます。
何と!カプラーポケットを台車から外すと問題無く、台車を床板に戻せるじゃないですか・・・
ここで気が付いたのです。711系も台車を反対に取り付けなくともカプラーポケットが外れる事を理解したのです。チョー恥ずかしいです。Σ(゚д゚lll) 台車を逆に付けるのは何もアイデアじゃありませんでしたね。
とりあえず気を取り直して、標準のアーノルドカプラーの車両と、交換したマイクロカプラーの車両の連結部分を比較してみます。
写真を見る限りは、何か711系の時と比べても、この時点で密接具合が怪しいのですが・・・
何か不安が高まるのですが、789系は5両編成なので、連結状態で交換前後を比較できるので、比較するのが手っ取り早いです。早速比較してみます・・・
あれ?下記の写真を見ても上下で車両の連結間隔が変わりませんよね。( ̄▽ ̄;)!!
ちなみに、上が交換前のアーノルドカプラーで、下が交換したマイクロカプラーですが、こりゃ789系は交換作業を進めても意味無いですよね。゛(`ヘ´#) ムッキー
先程のネットで交換しても隙間が密接にならないとの書き込みでは、多くの人がTOMIXのTNカプラーに交換しているようですが、TOMIX製に交換できるなら間違い無く密接度は期待できますから、私も789系の交換は途中ですが中止してTOMIX製で検討する事にします・・・w( ̄o ̄)w オオー!
とりあえず先程の間違いを発見した711系台車の取り付けを直す事にします。
台車からカプラーポケットを外して・・・
本来の取り付け方向で台車を床板に取り付けます。
以上、気分転換にと思いまいて、以前から少しだけ気になっていたマイクロエースの711系と789系のカプラーを、マイクロカプラー・密連に交換したのですが、何か期待したイメージとは程遠い微妙な結果になってしまい、余計に気になってしまう事になってしまいました。