恒例となっているローカル列車の旅、2021夏編は3泊4日の1日目の旅の様子で、我がまち江別駅から久しぶりにローカル列車で新函館北斗駅を目指す道内の移動です。(#^.^#)
夏休みの孫を往路はローカル列車の旅って事ですが、相変わらずのコロナ禍、密を避けて、飲食店も避けて、人との接触を避けて、鉄分補給に徹して旅を楽しみます。帰路は孫と飛行機で一気に戻る計画です。
出発駅はローカル列車の旅で恒例となっている我がまち江別駅・・・
ローカル列車の旅の夏、最初の撮り鉄は、上り通過の789系0代特急ライラックと到着する下りのキハ40形「山明」号のツーショット撮影。
【JR函館本線】、江別(06:31)~滝川(07:51)、旭川行、乗車時間(1時間20分)、営業距離(62.5km)
キハ40形「山明」号、キハ40形JR北海道カラーの2両編成。下り一番列車。車内は混んでるって言うか、4人掛けボック席に通気客一人づつ座った状況である意味で満席。岩見沢駅までデッキで立つ事に・・・
目指すは新函館北斗駅ですが、まさかの函館本線を函館方面とは逆の旭川方面へ向かう列車です。途中の最短接続を考慮すると、江別から新函館北斗まで、乗換4回、所要時間8時間39分、営業距離334.6kmですが、江別10:15 ⇒ 18:54とローカル列車の旅らしからぬ出発時間・・・
と言う事で無駄な乗り鉄旅を計画。初日のメインは、乗る機会が皆無の岩見沢〜苫小牧間の室蘭本線を強引に組み込んでみたのですが、その代償は、後の苫小牧駅での乗り換え待ち時間(2時間3分)です。
岩見沢駅に到着(着06:55-発07:02)
車内の乗客減ったので、4人掛けボック席に移動。窓のロールカーテンは、可愛いシマエナガのデザイン。(^^♪
岩見沢〜苫小牧間の室蘭本線に乗り換えですが、岩見沢(09:03)と約2時間の待ち時間があるので、このまま滝川に向かい折り返して戻ってきます。乗車率が低い区間なので、朝から乗り鉄を満喫!
この無駄なルートを楽しむ事で、江別〜滝川〜岩見沢〜苫小牧〜新函館北斗まで、乗換5回、所要時間12時間23分、営業距離423.6kmです。この420km越が今回の旅では重要なのです。
ローカル列車の旅、2021夏編は3泊4日は計画を練り終えると、各日の移動営業距離は全て約400km越です。4日合計で約1,700kmのローカル列車の旅を計画。
滝川駅に到着(07:51)。乗り換え待ち時間(9分)・・・時間調整に訪れた滝川なので、最短時間の乗り換えで折り返しです。
乗り換えホームから乗って来たキハ40形のお見送りをすると、乗車する721系のツーショット撮影に成功。(#^.^#)
【JR函館本線】、滝川(08:00)~岩見沢(08:39)、岩見沢行、乗車時間(39分)、営業距離(42.9km)、累計距離(105.4km)
3両編成の721系は、転換クロスシートで、冷房が効いたガラガラ車内。ローカル列車の旅らしからぬ快適の一時。
今回のローカル列車の旅で使う切符、恒例の「北海道&東日本パス」。利用開始日から7日間普通列車乗り放題という切符で、夏季の発売期間2021年6月20日~2021年9月24日、利用期間2021年7月1日~2021年9月30日、値段は11,330円。利用開始日を指定して購入します。
春編では、往復で「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を購入しましたが、今回は道内もローカル列車のみで旅するので、北海道新幹線新(函館北斗~新青森間)は特急券を別途購入して青函トンネルを渡ります。
岩見沢駅に到着(08:39)。乗り換え待ち時間(24分)・・・苫小牧からの折り返し運転なので早めに入線。
【JR室蘭本線】、岩見沢(09:03)~苫小牧(10:31)、苫小牧行、乗車時間(1時間28分)、営業距離(75.8km)、累計距離(181.2km)
朝からキハ40形の次は、キハ150形1両編成のワンマン運転。
久しぶりに乗る室蘭本線(岩日沢~苫小牧)です。ブログで確認すると2017年6月「ローカル列車の旅、廃線の方向で検討している夕張支線へ」以来の4年ぶりの乗車。(#^.^#)
窓が座席上部しか開かない車両。二人掛けにするかと思ったのですが、空いてる車内。車椅子スペース横の席へ。
室蘭本線は、長万部から岩見沢駅までの211kmと、東室蘭-室蘭間7kmの幹線からなる延長218km。石狩地方にある炭鉱から石炭を室蘭に輸送する目的で、明治25(1892)年8月、室蘭(東室蘭)-岩見沢間が開通。
現在の主力路線は、千歳線(札幌~苫小牧)と室蘭本線(苫小牧~東室蘭~長万部)です。石炭輸送を目的が消えた苫小牧~岩見沢間は輸送密度が低く、JR北海道が持続的に維持するための費用を確保できない線区になってます。
苫小牧駅に到着(10:31)。乗り換え待ち時間(2時間3分)・・・分かっていた事だが2時間待ちは長っ!
苫小牧駅前で白老バーガーをテイクアウトできないかな?
ネットで徒歩圏内を探すが見つかったのは、近くにロッテリア MEGAドン・キホーテ苫小牧店・・・んーロッテリアは希望と違う。連日の真夏日が続く道内なので、冷房が効いた駅隣接のMEGAドン・キホーテでブラブラ涼む。
【JR室蘭本線】、苫小牧(12:34)~東室蘭(13:49)、室蘭行、乗車時間(1時間15分)、営業距離(58.0km)、累計距離(239.2km)
キハ40形の後継車両で、H100形「DECMO」電気式気動車の新型車両(エンジンで発電した電力によりモーターで走行)。初めて乗る車両です。
ネットで調べると「2020年3月ダイヤ改正に合わせキハ40形は全て引退。H100形が苫小牧―室蘭間、東室蘭―長万部間に導入」とありました。既にキハ40形が走ってないとは知らなかったです。
新型車両は、座席数が減り間隔が広くなり、全自動空調システムや車いす対応の洋式トイレを備えた。快適性が増したと記事で紹介されてましたが、1両編成じゃ苫小牧発車時そこそこ混雑。しばらく最後尾で立つ事にします。
樽前山
空いてそうに見える車内・・・前後にベンチシート、中央に座席は4人掛け3つ、2掛け3つで中央に合計18席分あるが、相席を嫌い座ってるの6人。私は後方の短いベンチシートに座る。ある意味で席は埋まっている状態。
東室蘭駅に到着(13:49)。乗り換え待ち時間(7分)
【JR室蘭本線】、東室蘭(13:56)~長万部(15:28)、長万部行、乗車時間(1時間32分)、営業距離(77.2km)、累計距離(316.4km)
H100形「DECMO」電気式気動車・・・キハ40形が苫小牧〜長万部間を引退と分かったので覚悟してたが、1両編成のH100形は学生が多く普通に混雑。夏休みじゃないの?
それよりなんで1両編成なんだ!
そりゃ学生は途中駅で降りて、その後の車内はガラガラになるとは分かっても1両編成は、苫小牧~東室蘭、東室蘭~長万部。んー車両が新しいだけで、快適空間の印象が薄い車両です。
学生が降りて空き空き車内・・・
海沿いに沿線から長いトンネルを抜けると、トンネルとトンネルに間、僅か80m間にある秘境駅は小幌駅(15:10)です。
おー、小幌で2名下車・・・私には下車する根性ありませんよね。(-_-;)
長万部駅に到着(15:28)。乗り換え待ち時間(47分)・・・長万部は接続が最悪の印象しかなく、47分は好接続です。
やはり長万部駅に来たら改札を出て、まんべくんを撮影しないとね。(#^.^#)
本日最後の乗車するキハ40形気動車入線をお出迎えです。キハ40形の車両撮影も機会が少なくなると思と、この日の撮影枚数も増えます。
【JR函館本線】、長万部(16:15)~新函館北斗(18:54)、函館行、乗車時間(2時間39分)、営業距離(107.2km)、累計距離(423.6km)
やっぱローカル列車の旅、キハ40形があずましい(居心地が良い)よね。最後は乗客少なく、硬い座席のボック席が長旅には逆に疲れない。そして、車内は貸し切り状態です。座席の窓を開けて風を浴びて聞く心地良いディーゼルの音・・・
森駅に到着(着17:28-発17:45)
駒ケ岳は低い雲に覆われて見えなかったね・・・w( ̄o ̄)w オオー!
森駅から大沼駅までのルートは、駒ケ岳駅や大沼公園駅など西側を走る本線と、内浦湾沿いに渡島砂原駅などを通る砂原線がある。今回は砂原線です。
鹿部駅付近(18:20)、随分と靄ってる。
新函館北斗駅に到着(18:54)。
キハ40形気動車お見送り。(^_-)-☆
この日の宿泊は、東横INN新函館北斗駅南口
函館、五稜郭に泊まって翌朝に新函館北斗駅に戻るのも魅力かと、一瞬計画したのですが、今は自粛と我慢の日常・・・
1日目の営業距離計(423.6km)
ちなみに「北海道&東日本パス」7日間11,330円に対して、1日目のルートの普通運賃は8,310円でした。